朝日のようにさわやかに
W・Mがトランペットで奏でる「朝日のようにさわやかに」。ダークグリーンのグロールシュの壜。緑色のタイル。緑の壁。そして想像と真実との乖離。音は奇妙な伝わり方をし、朝露のように現実と幻の間を通り過ぎていく。そんな不思議な感覚の「朝日のようにさわやかに」のほか、何処かで何かに繋がっているような短編14篇を収めた恩田陸さんの「朝日のようにさわやかに」(新潮社、2007年3月30日発行)。「水晶の夜 翡翠の朝」で始まり、「朝日のようにさわやかに」で終わる。私の朝とは随分と違う。
最近、恩田陸さんの文庫本がかなり出ている。私が読んだのは以下の通りだが、その中で「黄昏の百合の骨」は「水晶の夜 翡翠の朝」に繋がっていた訳である。これが水野理瀬シリーズとも知らずに読んでいたのだから、何をか謂わんやであるが、バラバラと読んでも面白いことは確かである。
「禁じられた楽園」(徳間文庫、2007年3月15日初版)
「黄昏の百合の骨」(講談社文庫、2007年4月13日第1刷発行)
「まひるの月を追いかけて」(文春文庫、2007年5月10日第1刷)
ところで、『人間は「管」というものに強いシンパシーを感じているのではなかろうか』と言われると、どうしてもGeorges Batailleの「Le Mort」を思い出してしまう。
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Comments
おじゃまします。おお新しいところだ。
>W・Mがトランペットで奏でる「朝日のようにさわやかに」
W・M? WyntonMarsalis?ウイントン、「ソフトリー~」演ってるのかな。ということで公式サイトをチェック。ないなあ。するとどっかの国で限定発売とかのCDに入ってるテイクとかかしらん・・・。そういうバッタモン(違)まがいの音源はNapsterJapanだ!
んー、トラック名で検索かけてもないなあ・・・。あ、ビル・ピアースがソフトリー演ってる。いい機会だからこいつのアルバムいくつかDLしとくか。お、ウイントン(カタブツ職人気質)VSフレディ・ハバード(ハッタリの大御所)なんていうまさにイロモノなアルバムがある!これもゲットだ!んー?アーニー・ワッツ?なんか覚えのある名前だな。たしかマイルドな音色だけどとんがったフレーズの・・・。ということでこいつもゲット。そーだグロスマンあるかな?げ、なんかヒップホップのアルバムに参加してるのあるし!しかもサン・ラとかも一緒に入ってるし!!じゃこいつもポチッっといっときますか。
ということで当初の目的からはずれてDL地獄にはまった合間に投稿しております。
アマゾンの書評とか見たら、別にジャズのお話じゃなかったんですね。考えたら「朝日のようにさわやかに」といったら、ジャズに限らず堂々たるスタンダード・ナンバーですもんね。
およびでない?およびでない。こらまた失礼しましたあ!
Posted by: koolpaw | Jun 13, 2007 at 20:12
koolpawさん、おはようございます。
W・Mはウイントン・マルサリスだそうです。「朝日のようにさわやかに」そのものは違いますが、W・Mはジャズアルバムも出しているそうです。音楽のDLだけじゃなく、たまには本屋も覘いて下さい。dより
Posted by: dawn | Jun 14, 2007 at 06:46
あ、やっぱり。っていうかジャズのフォーマットじゃなくクラシックの方で「ソフトリー~」・・・?。あいかわらず人をくったことを。
>W・Mはジャズアルバムも出しているそうです。
「も」って(大汗)。現代のジャズ界ではマイルス亡き後、帝王と呼んでもいいくらいのビッグ・ネームつーかジャズ界の「インテリ・ヤクザ」こそウイントン・マルサリス(WyntonMarsalis)その人です(巨爆)。20代で衝撃のデビューをはたしたころから、生前のマイルスを始め多くの大先輩達に真っ向から噛み付き、グラミーだかの授賞式で長々と演説をたれ、ペット吹かせれば超一級品で誰にも文句がいえないというたちの悪さ。
最近本屋に行くと必ず整形外科医兼音楽ライターの小川隆夫さん(ウイントンのデビューの頃NYC留学中でご近所さんだった)の「となりのウイントン」を探してますが、全然ありません。
「となりのウイントン」って。トトロかい、妖怪かい!(激爆)
小川さんによるとウイントンは人前でコワモテなふりしてるだけみたいですが。小川さんがブログとかでちょこちょこそういう話をばらしてます。書籍化されたWEB連載「愛しのJazzMen」(これも探し中)のこの「ロリンズ倒れるの巻」は爆笑ものです。
http://www.kozocom.com/entertainment/music/a00007.html
Posted by: koolpaw | Jun 14, 2007 at 17:49
koolpawさん、おはようございます。
「となりのウイントン」ねぇ。まさに妖怪モノ風ですね(オッと、また妖怪での検索が増えてしまう)。しかし、本屋にも顔を出されているとは、大変失礼を致しました(笑)。dより
Posted by: dawn | Jun 15, 2007 at 08:53