夭都七事件
4月7日より根津神社のつつじ祭りが始まっている。昨年は4月19日に書いている。因みに、その前の年は4月24日である。昨日の朝、屋台店の準備も始まっていない時間帯に通ったのだが、結構つつじが咲いていた(下に写真あり)。さてと、Robert Goddardの「眩惑されて」でも紹介しようかと思ったが、近頃は洋物が多いので、大東京探偵小説でも紹介しようかな。筒井康隆氏のヴァーチャル短編集「出世の首」(角川文庫、平成十九年三月二十五日初版発行)も好いのだが、anthologyなので逆説的な一文を紹介するにとどめておこう。「人間の空想力なんて、昔も今もそれほど進歩していないのでは……」(「空想の起源と進化」より)。
本日ご紹介するのは物集高音(モズメタカネ)氏の「大東京三十五区 夭都七事件」(祥伝社文庫、平成19年3月20日初版第1刷発行)。「大東京三十五区 冥都七事件」から約3年。またまたのお出ましは、ちょろ万こと芋ッ書生の阿閉万と玄翁先生こと間直瀬玄蕃でありました。怪異、神秘、ふしぎだの、ちょろ万がいてもたってもいられぬ大事件。諸井レステエフ尚子女史だとか、呑気なのかノンシャランなのかはたまた「のんこのしゃあ(ずうずうしい)」なのか、ノンコさんこと臼井はなさんなんぞも入り乱れ、「ひ、ひい、ふう!」と髑髏は踊るわ、「脳髄のつまった肉団子」は現れるわ(おっと失礼。これは鏑木博士でありました、笑)、目赤不動にあやかしのものは出てくるわ。面妖、怪事の後始末。はてさて顛末や如何に。結果はご覧になってのお楽しみ。「サッサ、いらはい、いらは~い!」
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