「西の善き魔女」4
■荻原規子さんの「西の善き魔女」Ⅳ(世界のかなたの森)、中公文庫、2005年4月25日初版発行
食事も済んだし、少々お休みでもしよう。朝方の雨も止み、日が差してきた。ちょっとひんやりした風に気持ちも良い。さて、Jinさんに「本題の本とかデルフィニアとかはNOVELSファンタジアを大人買いして早く読んじゃいなさい」と言われていた。なかなか踏ん切りが付かないな。そっと感想も書かずにいようかなとも思っていた(笑)。とこが、今月の検索ワードを見ると「西の善き魔女」がトップ(52件、7.5%)なんだ。「神狩り」が2位(49件、7.1%)。3位の「亀は意外と速く泳ぐ」が29件、4.2%なので、1位、2位は圧倒的に多い(私のサイトにしては、笑)。これは「西の善き魔女」Ⅳも書かないと悪いような気になってしまった。「神狩り2」も書いたしね。
そうそう、前回はサーカスの話をしたんだ(こじつけだが)。さ~てと、フェリエルは本当に空中に飛び出したのかと思いきや、あのおぞましい「トーラスの女学校」(第二話)で相方(アンドレか?)を務めたイグレインがお目付け役じゃないか。『「わたくしはあなたの騎士としてついてきたんですよ」フェリエルは思いもよらなかった。「あなたは女の子よ、イグレイン」「それは言いっこなしです」』だって。あァ~、やっぱり宝塚か、と思いきや。
結構これがSF&Fantasyぽくなるんですね。ユニコーンは出てくる。謎の物体や人物も出てくる。朴念仁のユーシスも騎士らしい。いつもの通り男女の仲について「頭がよく回らなかった」ユーシスではあるがね。でも、竜がな。草食竜に肉食竜、しかも群れてる。どうも、これは違うぞ。翼もなさそうだし、宝塚風ではこんな感じかな(右下じゃなくて左下写真)。いずれにせよ、これはドラゴンじゃないな。恐竜だな。と云うことは話はもっとSFチックになるのかな。
ところで、色んなFantasyにドラゴンは欠かせない存在である。これだけ多くの書物に書かれているところを見ると昔は本当にいたのかもしれない。騎士に追われてどんどん東に逃げて中国の山中にひっそりと生息しているのかな(ひっそりしていて欲しいものだ、笑)。私はTerry Brooksの「ランドオーヴァー」(ハヤカワ文庫)に出てくるドラゴンのストラボが好きだ。彼の弱点は美しい乙女ウィロウへの愛なのだ。
そう言えば、ドラゴンズなんてのもあったな(フン)。まァいいや、話を戻すとだ(無理やり頭から野球を振り払うんだ)。フェリエルは強いぞ。「君は、怒るとアデイルみたいに無敵に見えるな」と言われ、謎の人物に八つ当たり気味の怒りをぶつけ、「もっとよく、考えたほうがいいですよ」と言われているのに「これ以上は無理です」と答え、「あたしのとる道はこの方向しかないんです」とはっきりパッキリ宣言しちゃう。お~、女性は強い。
ヘルメス党(ヘルペス党じゃないよ)なんてのも出てきたぞ。「性の神ヘルメス。…(途中略)…独立のいきもののように男と女の<間>を往き来し、閉じたようで開いたヒーメンの秘密と戯れる、…」(浅田彰氏の「ヘルメスの音楽」より)。
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Comments
こんばんは
やっと4巻ですか。後2巻続いて外伝がさらに3巻あります。特に本編の最終巻を読み終わるとぼーぜんとして「これで終わり?」というふうになりますんで、最終巻をお読みの際にはお手元に外伝3巻をご用意されておくことをお勧めします(笑)。
Posted by: Jin | May 08, 2005 at 22:01
Jinさん、こんばんは
ご忠告痛み入ります。アドバイスに従います。dより
Posted by: dawn | May 08, 2005 at 23:07