「タレント力」
■眞邊明人氏の「タレント力」(ダイヤモンド社、2005年4月14日第1刷発行)
眞邊明人氏は元吉本興業のプロデューサー、木村政雄氏に師事していた。現在はタレントスクール校長、大学講師、芸能プロダクション社長など多岐に渡る仕事をされている。なかでも映像作家としての能力がめちゃ高い(と私は思う。本当ですよ、笑)。なんせ彼が創る映像は無茶苦茶おもろい(濃い~!)。才能もあるけど、この面白さは性格が出てるのかも(眞邊さん、すいません)。この本はまじめな(大阪風のアクセントで)本だけど、なんとなく面白い。眞邊氏の地なのか、「人の心をワシづかみにする“自分演出”のテクニック」(本書の副題)の成果なのかは読んでのお楽しみ。
『ビジネスマンにとっても、自分を演出して「商品力」を高めるのは、非常に大切なことである。…(途中略)…僕は吉本興業での経験から、タレントたちがもっているそうした力を一般に転用し、なおかつ効果的なトレーニングで体得する方法がないか、ずっと考えてきた。』だって、ウッウッウッ、何て真面目なんだ。そう、目次を見ても、「自分をマーケティングする」とか「キャラクターって何だろう?」とか「表現=自分×感情」だとか、役に立ちそう(な気にさせられる)。
と云うことで、この本のおもろいところを幾つか紹介させてもらう。「タレント力」を必要とするタイプを、「ウスイくん」(頭が薄い人のことではない。ね、ハマちゃん)、「オチナイくん」(…関西では、面白くしゃべりたい、話が上手くなりたいと云う願望を持っている人が実に多いそうだ。Y君、君のことだよ)だとか分類してる。普通、分類ッて、もう少し真面目な名称にしませんか(笑)。
例なんかも凄いよね。「自分のペースに引き込む瞬発力」の例に出てくるN山さんなんて、コミック風ドラマ「六文銭」のノリじゃないですか(こんなキャラの人が実在したんだ、唖然)。「欠点キャラクターを武器」にするでは「ハイリスク・ハイリターンのテクニック」だって、ハイリターンだけ欲しいな。『クレームと「お笑い」』では、「何で遅刻したんや!」「……む、む、む、向かい風が強くて」ですか。真面目な本だけに笑えてしまう困った本だ。こんなに書いても、本当の面白さは読まないと解りませんね。
『それさえできれば「タレント力」はあなたのものだ。』と云うことだそうです。「それ」は本を読んで、皆さんもチャレンジして頂戴ね。笑えるビジネス書、「それは素晴らしく意味のあることだ」。それでは皆さん、まじめに買ってみて下さい(笑)。
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Comments
>普通、分類ッて、もう少し真面目な名称にしませんか(笑)。
( ̄□ ̄;)これはまさに「全国アホ・バカ分布考」http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101441219/
に代表される関西の伝統「ふざけたふりして中身はマジメ」なのでしょうか?これに相対するのが東の「マジメナふりして中身はおふざけ」
私家版日本語文法
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101168148/
であるのはご存知の通りですが。
ぜひともこの「照れくさいからマジメなふりをする」「てれくさいからお茶らける」という風土的な境界線も調査していただきたいものです。また京都・奈良あたりを中心にして同心円上に分布してたりして(爆)
Posted by: koolpaw | Apr 14, 2005 at 20:26
koolpawさん、こんばんは
私は東で生まれ、西で育ったものですから、「ふざけたふりして中身はマジメ」と「マジメナふりして中身はおふざけ」を行ったり来たり(笑)。
時々、両方組み合わせが好いなんて思ったりしてます。dより
Posted by: dawn | Apr 14, 2005 at 23:34
著者です。。早速、ご紹介いただいて光栄です!そうですか・・。自分では極力マジメに書いたつもりでしたが、やはり地が出てしまっているのでしょうか!?うーん、なんとか標準語型文章力を身につけねば・・。と、いいつつ、今、私はソニーマガジンさんの「デジモノステーション」という雑誌でコラムを連載しております。こちらの方は地が丸出しです!!ぜひ、みなさんご一読を!DAWNさま、「六文銭2」を作りたいです。。今度はもっとハチャメチャに。。
Posted by: manabe | Apr 16, 2005 at 13:37
これは眞邊様、わざわざ拙文にコメント頂きまして、誠に有難うございます。
大変真面目に書かれていることは十分に承知しております。大変参考になりました。「ハイリスク・ハイリターンのテクニック」を駆使してみようかと思っております(笑)。
私も関西風の文化に馴染んでいるせいか、「ふざけたふりして中身はマジメ」に紹介してみました(いつものことですが、すいません)。でも、多少、個性が滲み出ているような気も(笑)。「デジモノステーション」のコラムも拝読させて頂きます。
では、ハチャメチャおもろい続編を早く作って下さい。そして、もっと笑わせて下さい。楽しみにしてます。dより
追伸:DOWNはDAWNに訂正させて頂きました。やっぱり私は「オチナイくん」ですかね(笑)。
Posted by: dawn | Apr 16, 2005 at 14:13
波田陽区が波「多」陽区になっててムカつきました。
ちゃんと確認してから出版していないんでしょうかねぇ?
Posted by: HALKi | Apr 24, 2005 at 10:34
HALKiさん、こんにちは
そうですか。波田陽区が波「多」陽区になってましたか。私は気が付きませんでした。若い人が読みたいと言うので貸してしまっているので、今確認もできません。でも、間違っているとしたら、お名前ですから重要ですね。最近、出版社も校正力が落ちてるのでしょうか。折角の良い本ですから、間違えているのなら、何らかの形でダイヤモンド社には訂正をしてもらいたいものです。
HALKiさん、今後ともよろしく。dより
Posted by: dawn | Apr 24, 2005 at 11:34