« メディアの融合 | Main | 「阿修羅城の瞳」 »

「起爆国家」

■Title:Tom Clancy's OP-CENTER Line of Control(邦題「起爆国家」) Author:Tom Clancy & Steve Pieczenik(伏見威蕃訳、新潮文庫、平成17年3月1日発行)

先週は出張が多かった。「疲れたな」と言うと思うでしょう。これが今回は違うんだな。「読書時間が多くて嬉しかった」と言いたいんですね♪。しかしだ、今日現在、私は花粉症で辛い上に確定申告を書かなきゃならないと云う憂鬱な週末に直面している。普段から始末の悪い私としては、様々な書類を捜すだけで時間を取られてしまう。今は投げやりな気分に浸りながら、ついblogを書いているのでした。

憂鬱と言えば、やっぱり佐藤春夫氏の「田園の憂鬱」「都会の憂鬱」かな。「何もかも腐れ…」(田園の憂鬱より)、そうだ、確定申告書なんて腐ってしまえ。おっとっと、こんなこと書いてないで、急いで「起爆国家」の紹介をしなくっちゃ(笑)。

tom003「起爆国家」はカシミールを舞台とした話である。カシミールと言えば、「The Srinagar Conspiracy(カシミールから来た暗殺者)」(Vikram A. Chandra、角川文庫)は読み応えのある話だったが、どこに仕舞い込んだのやら。領収証たちと同じだ。さて、この話、前々回の「国連制圧」、前回の「油断爆破」【追記:これは「油田爆破」が正解。私も油断していたようです。面白いからこのままにしとこう。】を引きずっている。執念深いチャタジー事務総長(こう云う女性は極端な嫌煙主義者のような気がする)はOP-CENTERに根を持っている。議会情報監督委員会のフォックス上院議員からの圧力も強いなか、少々女性に軟弱なポール・フット長官は期待を裏切らない。リズは言う、「何人もの女性から、長官は大きなプレッシャーをかけられています。」だってさ(大抵の男性はそうですよ、笑)。小悪党ロン・フライデーも嫌らしく、フット、ハーバートたちも「ただ、ほかに有効な手立てがない」と苦悩する。頑固が売り物のマイク・ロジャーズ副長官の活躍は如何に。果たしてインド、パキスタン両国間の核攻撃を阻止できるのか?確定申告はいつ出来上がるのか?ハハハ、憂鬱…


|

« メディアの融合 | Main | 「阿修羅城の瞳」 »

活劇」カテゴリの記事

Comments

( ̄□ ̄;)
本読んで現実逃避してたんですか!
この季節、あちこちで「ぐああ!」と頭かかきむしる人々が続出する中、「ぐあああ」といいながらも本読むとは!

む!この『起』爆国家おもしろそうだな。。カシミールってZEPの曲の。。じゃなくてどこだっけと思ったらそのあたりでしたか!昔、原子炉の部品だかを(部品つってもかなり巨大で747ほとんど貸切だった)緊急輸入したことがあります。当時の上司に「なんでこんなもんインドからやってくるんですか?」と聞いたら「あのあたりが結構、この手の産業の本場なのだよ。」と教えられ、冷戦が終わっても全然意味ねーじゃんと恐怖した覚えがあります。しょっちゅう小競り合いしてるし、「核つかうよ!」とか脅しあってるし。

インターネットがまだ普及する前でしたので、現地の営業所に連絡するのが大変で泣きそうだったです。電話・FAXどころかTELEXですらつながりにくかった(巨爆)。およそ2年位前から、ネット上でよくパキスタンからのアクセスみますが、どんなコンピュータ使ってるんだろう?まさか。。。DOS?

参考URL:
http://www.illwillpress.com/tech.html

あれ?参考になってない?
( ̄□ ̄;)

Posted by: koolpaw | Mar 14, 2005 at 18:49

Koolpawさん、こんばんは。
現実逃避行動を見破るとは!
早速にillwillpress.comにも逃避しよう。dより

Posted by: dawn | Mar 14, 2005 at 21:02

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/46565/3288695

Listed below are links to weblogs that reference 「起爆国家」:

« メディアの融合 | Main | 「阿修羅城の瞳」 »